コミヤ

マッドマックスのコミヤのネタバレレビュー・内容・結末

マッドマックス(1979年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

2の世紀末感が好きで初見ではそんなに楽しめなかった記憶があるが久しぶりに見たらめっちゃ面白かった!
子供置いて浜辺に行く母親や、たまたま行ったアイスクリーム屋の近くにトーカッターたちがいるなど突っ込みどころもあったけど意外にしっかりしたストーリー展開に驚いた。犯人を車で高速で追跡することに快感を覚えているという事を自覚し、またずっと妻からは辞めるよう言われ続けていたこともあり、パートナーの事故で彼も一時警官の仕事を休み家族と旅行に出かける。その和やかで幸せなシーンがめっちゃ良くて、その後に起こる展開に悲劇性が凄い増してると思った。復讐の鬼と化したマックスは抑えていた狂気をV8エンジン搭載の真っ黒のインターセプターで解放し暴走族を1人また1人と皆殺しにしていく。復讐を成し遂げたものの家族は戻らない上、マックスに狂気が芽生えもう元に戻れなくなってしまったという印象を受けるラストシーンが結構後味悪かった(^_^;)
トーカッター組の皆さんも魅力の一つ!イモータンジョーことトーカッター、ババ、ジョニーの存在感は言うまでもなく意味もなく壁に張り付いたり、マネキンを愛でたりするモブキャラも挙動不審で面白い。
コミヤ

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