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マッドマックスのDのレビュー・感想・評価

マッドマックス(1979年製作の映画)
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ジョージ・ミラー、メル・ギブソン、そしてインターセプターの「マッドマックス」デビュー作にして、大出世作。

全てはここから始まった原点、とは言いつつも、シリーズで以降の作品における世紀末感からすれば、まだまだ現実社会としての図式が描かれている近未来の世界。

続編としてパワーアップの典型例は、以降でたっぷりと楽しめるので、割とストレートな仕様はここでのみ味わえるという意味では貴重かも。

本シリーズはド派手なアクションがもちろん有名だが、実は結構台詞がないのも特徴的で本作からも顕著にクールさが現れていいる。

本作においてもアクションやクラッシュシーン、爆発、バイオレンスなどは群を抜いているが、それでもシンプルさが特徴的な1作目。

M.F.P.の隊員には、マックスの親友グースを始め、フィフ、チャリー、ループ、サース、スカットルなど個性的なメンバーが揃う。

そして、ヒュー・キース・バーンが演じる、カワサキ・Z1000にまたがるトーカッターを始め、ナイトライダー、ジョニー、ババなど、毎度シリーズには天晴れな敵役のメンバーが集う。

この時、マックスは警官で友人・家族もいて、という普通の人っぽい設定から全てを失って、狂気の世界へと誘われる。

マックス・ロカタンスキー、神話のはじまり。
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