当時、大宮ハタプラザにて鑑賞。
実は当時は『2001年宇宙の旅』は未鑑賞。
とは言え、原作の『2001年宇宙の旅』『2010年宇宙の旅』を読んでからの映画鑑賞だったので、特に解らないということもなく楽しめた作品。
はっきり言うと続編とは言いながらも『2001年〜』とはかなりベクトルの違う作品という印象を受ける。
何と言っても解りやすい。
『2001年〜』の対局と言っていいくらい解りやすい。
言い換えると『2001年〜』を好きな人には受けが悪いんだろうなというのもよく解る。
解りやすくなった分、神秘性はだいぶ薄味になってしまった気はする。
一方で冷戦時代なのでアメリカとソ連の対立を描きつつ、フィクションならではの利害の一致からの協力する様は、いかにも80年代ならではのアプローチという気がする。
前作か偉大てありすぎるが故に拒絶される方もいるかもしれないが、SF映画ファンとしては満足の1本。