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隣の女のthornのネタバレレビュー・内容・結末

隣の女(1981年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

トリュフォーの映画は愛という名の私怨に満ちている。とにかく暗い。陰鬱。

性格がそっくりな2人の男女。
あまりにもそっくりなためなのか、理解しすぎて最期は破滅する。なんだか自分のダメなところをひたすら素直に告発するような内容。でも嫌いになれない。素直で可愛いとすら思う。ひたすら暗いのに、不思議なユーモアがある。

愛故の苛烈な死、三島由紀夫を想起させます。
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