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ラスムスくんの幸せをさがしてのKSatのレビュー・感想・評価

3.9
スウェーデンを代表する児童文学作家リンドグレーン原作の放浪記。自分が人生で初めて観たスウェーデン映画は、ベルイマンでもハルストレムでもロイ・アンダーソンやオストルンドの映画なんかでもなく、この映画だった(多分、小2か小3)。

少年ラスムスは孤児院の生活にうんざりしてある日脱走し、そこで出会った風来坊のオッサン・オスカルと放浪の旅に出る、というお噺。

児童書原作とだけあって、なかなかに可愛らしくもブッ飛んだ展開が楽しめる。いわゆる子供向け映画なのだが、映像も綺麗だし、結構面白い。スウェーデンって昔からこんなにあっけらかんとしていたのだろうか。
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