これはすごい。すごくやな気持ちになった。松たか子の泣きそうなのを堪える演技がマジでうまかった。ずっと心が死んでた。全体通して「紙の月」みたいだった。詐欺って元々魅力的じゃないと出来ないよね。
火事をきっかけに2人が変わってしまったのかと思ったけど、夫の浮気がトリガーだったのか。
解説を見て、松たか子は子供が欲しかったと分かった。生理が来たのに落胆するのや、他所の子供に本気で夢中になっていそうな夫に動揺するのとか。外でやってる旦那に対して自慰行為をするなど、メタファー？の多い映画だ
鼠を見つめたシーンは、2人の家に息づいている小さな命はネズミだけしかない事に苛立ちを感じていた、という解釈がしっくり来る
