ヘラルドスクエア

夢売るふたりのヘラルドスクエアのレビュー・感想・評価

夢売るふたり(2012年製作の映画)
3.2
これは女性のための映画ですね。
西川美和監督の脚本は相変わらずよく練られています。
落ち着いた演出はじっくりと人間を見せてくれます。
松たか子さんに限らず、周辺を通り過ぎてゆく
女性たちの生き様が、短いシークエンスの積み重ねで丁寧に表現されています。
ノワールの視点から女性への応援歌という、難しい技を見事に決めてくれました。