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夢売るふたりのtAeKoのレビュー・感想・評価

夢売るふたり(2012年製作の映画)
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人間て汚い部分がたくさんある。
きっと、みんな持ってる部分。
でも、良心ももっていて。だから、きっと誰でも間違いをすし人を傷つける。でも、それと同時に自分も傷ついて、人の気持ちや痛みのわかるにとになっていくんだな、ということを感じさせられた。


男の人を立てる、というのがどういうことかわかった気がした。
男の人においしいところを持って行ってもらうように、自分は目立たず、見えないところでフォローする。フォローしているのがわからないように、あたかもその人の行為であるように。それをするには自分への自信が必要で、強い女であることが必要だと思った。

夫婦二人のやりとり。目線で何も言わずに伝え合うところや、言葉で何と言っていても目では違う気持ちを伝えていたり、そういう細かいやりとりが面白かった。



安藤玉恵さん、いつもどういう役もうまいなと思う。


人は、自分の力で道を切り開いて、奇跡を起こす人に魅力を感じる。自分のゆめをかなえてくれる、自分もできるような気がする。勇気をもらえる。

最後は、自分の足で立っていられなかった里子が、自分の足で立てるようになった、という結末なのかな、、、?
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