動物映画好きとしては堪らない作品。
監督もアメリカの中では2番目に好きな人。
結果的に動物に負荷をかけていることは事実なので「動物好きなのにこの映画を肯定できるのか!」と言われれば複雑な心境になるけど、動物を生捕りにして売るという行為は実際にあるわけだから、まあいいんじゃないかと思ってしまう。
正直やっていることは子供向けのアニマルムービーに近いものがあるが、全てが実在する動物で成り立っているから一つ上の次元をいっている。
なんと言っても「赤ちゃん教室」「ヒズガールズフライデー」では男女の恋模様をコメディに描いていたが、本作ではそこにアニマルが加わる。晩年になって人間とアニマルの親密さまで描き切ったホークスには大尊敬である。