Lila

ホーホケキョ となりの山田くんのLilaのレビュー・感想・評価

3.8
アメリカのMAXはジブリと提携していて殆どの作品があるのですが、なんと今年から日本語音声版もある!と感激して、他の高畑勲作品を見る事にしました。初見です。公開当時、絵のタッチに惹かれてなくて、ジブリだとも分かってなかったレベルでした。確かに原作は別ですが。

大人になって見ると、温かすぎる絵の温かみにびっくりです。漫画本読んでるみたいな気持ちを大切にしてくれてる感じもします。オープニングから序盤のイマジネーションが凄い。一緒に飛んでる気持ちになって、ふかふかしました。といいますか、全体的にふかふかしてますね。

いまだったら非難轟々な昭和親父。雑な扱われ方に負けない、ユーモア溢れる肝っ玉母ちゃんw 時代や時は進んでるんだなあ。にしても、テレビのチャンネル取り合ってるのは笑いすぎました。仲良いなあって思えるこの不思議。

ミヤコ蝶々、朝丘雪路、上岡龍太郎…キャストラインナップ見るだけで時代を感じて泣けます。キャスト全員とても良い塩梅です。

矢野顕子の主題歌流れてきたラスト10秒で号泣したのは、ノスタルジー以外の何ものでもない!

「かぐや姫の物語」とはまた全く違う。比べる作品でもない気がしてますが、高畑勲作品ということで。
Lila

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