ことり

同級生のことりのレビュー・感想・評価

同級生(1998年製作の映画)
5.0
90年代にこの作品があったということだけで最高な作品。
最高の女友達、スクールカースト上位の運動部のいじめっこ、女子に人気のイケメン
『彼の見つめる先に』にかなり登場人物は近い。というか、もはや定番、お決まりといってもいいのか。
主人公が悩んでいるのがゲイであることを打ち明けられないということというより孤独と表現するのがいいし、なにより危ない橋渡りすぎてるし、真面目すぎなわりに授業きいてないし、16才でずっとイライラしてるし、主人公がかなり魅力的に面白い。
言わずもがなリンダは誰もが求めるキャラクターだし、地味にジェ二がいい女すぎる。

もはや、カミングアウトをする必要も無い時代(だと思いたいし、そうなるのが理想だよね。1部のイメージを悪くする人たちはおいといて)に、かなりしっくりくるスカッと映画でした。みれたことに感謝。
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