だい

二十四の瞳のだいのレビュー・感想・評価

二十四の瞳(1954年製作の映画)
2.1
子供たちの演技が酷すぎて集中できないけど、
基本的にはいい話。

リアルにあんな大袈裟な喋り方する子供はいないんだよなあ。
抑揚のつけ方がどう考えてもおかしい。
それとも田舎のほうにはいるんだろうか。


先生がすごくいい先生で、
現代の教員がみんなこんな先生だったらいろいろ違うんだろうな。
とか。

逆説的に、
こういう教員を生み出せない現代の教職のカリキュラムが~、
とか。



正直、
戦争の悲惨さとか反戦とか、
そんなことはぼくにはわりとどうでも良くて。

だってそんなもんは時代だし、
時代によって価値観も変わるし、
そういうのをこの映画に求めるもんじゃないと思ってる。


ぼくがこの話でいちばん好きなのは、
そんな先生みたくなりたい、って教職を志した子がいたことなんだよな。

わたしもこの人みたくなりたい!
じゃなくて、
この人がわたしたちにこういうことを教えてくれたように、
わたしも次の世代にこういうことを教えていきたい!
って、

それってすごく素敵なことだと思うんだよな。
だい

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