ジャイロ

恐怖の足跡のジャイロのレビュー・感想・評価

恐怖の足跡(1962年製作の映画)
3.8
「コーヒーで寝れなくなったことなんてないわ」

って早速寝られなくなってるんですけどwww

この辺のユーモアは好き

しかしこの作品をAmazonPrimeで観られるなんて思ってもみませんでした。まずレンタルしてないし、買うと高いんですよね。観たくてもおいそれとは観られない。購入に躊躇することはや数年。AmazonPrime、やってくれましたね。ほんと有難い。ただ…Amazonなので翻訳がね。心配なんです。


『恐怖の足跡』


実に不穏な立ち上がり

掴みは良し

そしてやってきます

ジョーカーみたいなのが

アレだ

原因はきっとあの建物に違いない

そしてこの違和感。こういうの、アリ・アスターの作品にもよく出てきますよね(むしろこっちが元祖か)。めまいのような違和感からの突飛な流れは素晴らしい

もうね???でいっぱいになります。

神出鬼没のジョーカー

そして下心を全面に押し出して隠そうともしない隣人の不快なほどのしつこさ

なんと言ってもあのダンスホール

メリーゴーランドのように躍り狂うジョーカーみたいな人たちの絵づらは、まるで『シャイニング』みたいな怖さがありました

ソファーの向こうはもしや…という妄想

音が途切れると急に怖くなる

これ、演出がいいんですね

いや~ゾクゾクした

きっとそうなんじゃないかなと、思っていた通りのラストは、やっぱりねとなるわけですが、だとしたらアレはアレでこうだから… むう

なるほど面白い

鏡のシーンで喚き散らした時の表情もくるものがありましたが、一番怖かったのは狂ったようにオルガン弾いてる時ですね。目の焦点があやふやすぎてなにこれこわい((( ;゚Д゚)))