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男性No.1
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『男性No.1』に投稿された感想・評価

生まれながらの鈍感・短気・人情深くてすぐ許す男ミフネ、鈍臭さずっと変わらず貫いてて最高。ミフネを小馬鹿に&周りの人間を利用しまくるパーマネントあててる'らっきょう'こと鶴田浩二のあまりにも対照的な小者ぶり、すんごい悪い奴だけど、越路吹雪とのホテルでの密会見せつけておいてからの、ミフネが可愛がってるボクサー藤木悠の身の上話と口真似をまるごとパクって堺左千夫にさせてミフネを怒らせるのほんとシドい!嘘つきが身につきすぎの鶴さんだけど、角材持っていきなり場を席巻するおっかさん浦辺粂子のおかげで急激に収束。実はみなしご宣言のミフネに差し入れの浦辺粂子。留置所から出てくる橋の上の強風も素晴らしい。留置所でベルト預ける場面が2度でてきた。プレイガイドの岡田茉莉子はインド舞踊のチケット横流しでクビに。藤木悠の行く末だけが心配。がんばれ藤木悠。
☑️『顔役無用(男性No.1)』及び『五十万人の遺産』『新東京行進曲』▶️▶️
子供の頃、TVで観た事のある作品を再見す(併せて、珍妙タイトルから当然観てないと思ってたも、チケットを買った後に、紹介記事の簡単ストーリーを見て、しまったと思ったが、払戻しないというのでしょうことなく観た作)。
『顔役無用』。山本嘉次郎は黒澤⋅谷口⋅本多らを育てた明白楽であると当時に、明るく⋅しかし力ある東宝カラーを決定した人かもしれない。エノケンものを多く手掛けた確実なヒットメーカーであると同時に、映画史に残る良心+野心作の『綴方~』『馬』を物してる。本作も移籍鶴田が威風を放ち⋅取巻き引連れ⋅タイトルのビリングも三船より上を主張した頃の作か(鶴田も時間前に準備万端⋅単身で現場に入る三船に次第に敬意を覚えたらしく、同じころ東映に新人で入った高倉は、何かの機会に三船の付人なし⋅礼儀正しさに接し、生涯の手本としたらしい。酒が入らなければ、外見を裏切り⋅極めて心遣いの人らしい)、しかし、極めて鶴田も、色男の松竹⋅独立プロ時代よりも小心で謙虚なキャラに仕立ててる。
先ず、山田のカメラの強く支配し方向を決める陰影⋅角度やサイズの確か切替え⋅フォローや寄る移動の力強さ⋅セットとロケの差がでない切り替えと繋ぎ⋅スピードやアクションとリアクションの迫力、CUを中心とした味ある表情捉えのスター映画の定番、が圧巻で僅かな変化⋅動きが絶大な力の塊り⋅中心を感じさせ、役者大事と編集簡潔に結すばる演出と併せ、明快さ⋅深さ⋅力を映画の手本如く伝えくる。俳優人も変な裏表なく、状況で変な道や制裁暴力に走るだけで、根は善人たちが心地いい。只、菊島の脚本だけは、会社や監督の要請があったにしても、スポーツ⋅園芸の興行会社を差配するヤクザ、(老母の為にも)金本位の限度を越えがちのダフ屋の中心者、のダブル主人公が、余りに単純に逃げる為のデマカセ(とにかく、母亡き悲劇生立ちに弱い)や⋅たちの悪い投資会社(の計画倒産)にはまる愚かさ数々は、彼らが女性に対しては極めてフェアであることすら、薄めてしまう。そして、悪はそれぞれの社のトップの八百長試合仕立てと部下の見切りに集約されてしまう。東宝カラーと言えばそれまでだか、画面のルックにあったドラマを見たい気もする。
だけど総体として山本=東宝世界は、好感⋅愛するに値する。
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『五十万~』。子供の頃、NHKでスタンダード⋅トリミング版で観て結構面白かった記憶が残ってるので、巷に聞く悪評だらけが気がかりで来たが、なかなか観る機会がなく、あってもコロナ禍枚数制限で売り切れ、で来てたが、コロナ鎮静した今回はしっかり空き席はあった。結果、やはりいいじゃないか。監督補佐は名前を知らない人だがおそらく大車輪、脚本⋅撮影⋅音楽は一級を揃え存分の腕ふるい、『天国~』『モスラ』あたりからの延長線的な黒澤⋅本多色のキャスティング⋅題材、三船本人の体験的戦争観、明るく多彩な東宝ヒューマン⋅カラー様々を、注ぎ込んでイーストウッドより10年早い監督進出だが、作家として絞り込み⋅ストイックさといった、作家姿勢に拘らなければ、同等の面白さだ。
「人間として戻って来るに賭ける」「人間の本質は戦場で見た。戻っては来ない」/「金目的より、刺激を求めて来たが、戦争の怖さは思い知れた」東宝カラーと三船実感を表すに、次々スリル⋅難関を作ってはくぐり抜け、ラストでより巨大な国際組織により全滅という、菊島らしい脚本はベタベタせずに(かなりとりとめないが)、演出⋅タッチの、ズーム⋅フォロー⋅回り込み⋅寄るや、ミニチュア船翻弄の嵐⋅『脱出』ばりイカダ河上⋅セットも巧みジャングル行⋅金貨群や骸骨群捉え⋅仲間内いさかい⋅でも、的確豊かカメラ位置を呼び込んでる。
フィリピン戦末期の国民供出金貨大量鋳造の不明化、20年近く経ってのそれを知る生残り将校拉致しての、元軍商指揮の発掘隊(元軍人や若い者ら)。金に目が眩んでや⋅50万戦死兵を悼む家族への寄与や⋅アプルゲールの刺激欲しさ、総じて人間への信頼感らが、絡んでく、話。
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『~行進曲』。川島も、おふざけ得意の盟友脚本家の作にしては、主要キャラらが苦悩しても極めてまっとう一貫の作であり、対社会はともかく⋅友人⋅恋人⋅師弟の関係の錯綜接点に気づくのがドラマの落としどころとはいえ、遅すぎる事が気になり、内からはワクワク感が出てこない。しかし、山本=山田の造形力が引き締まったカメラに比べ、こちらは単刀直入極めて写実的で厳しい強いカメラである。横や縦へのカメラの動き、仰角や縦の図やCUの厳しさ、角度の効果以上に正しい追い、無駄のない訴求力十分の画面。川島は幾つものルックをもちえてて、どれもが上級のはまりと客観力を持つ。
「(生活の為の花柳界も、家族を支える)職業に貴賤はない。働く事は同等に価値ある。嘘をつく事、それに沿う生き方たけが否定される」と言って東京下町の小学校入学式時から担任不動で、その5人の励まし強い影響を与えた軍国主義台頭期の教師の思い出。10数年後、五人は、新聞記者⋅国家公務員⋅運転者⋅商人⋅ボクサーらになってるが、消息は互いに途絶えてるが、ボクサーをトップランカーにするために、スパーリングで重ダメージを負ったを責任感じさせぬ為に実を隠してた1人と記者になった1人の偶然の再会から、6人と元教師(の娘)の糸がより合わさってゆく。巨大な汚職の根っこまで追うに、記事化を抑え行動するうちに、汚職に対する民間人協力者として元教師に突き当たる。互いに実身を切られようが正義感を貫くが、その娘と知らずに交際してた意中の人とは、苦い結末となる。
あまりに皆が生真面目すぎて、いつもの川島を否定するかのように、融通性に欠け、それ自体正体を隠し⋅相対化させ続けた川島の一面かもしれないし、さきにいった画面の正確さ⋅厳しさは貴重だ(プロローグの上空機上から、近年の二度の壊滅的から復興の都民を讃える、都知事の描写だけが異質)。
csm

csmの感想・評価

5.0
商売邪魔されても身の上話聞いちゃお咎めなし、同じ女と関係してようがそんなことでは怒らないDONKANゴーカイな三船に胸キュン。というかバカにされてんじゃないのってくらいそのキャラで押し通させてて楽しい。越路吹雪の店に入ってきてすぐの二人のやりとりが素敵、画面が濡れている。パーマ屋でお釜かぶってるとこを三船に見つかるラッキョウの健(つかめないから)こと鶴田浩二がダフ屋ってのも良い。甘味処でビール頼んで「おめぇ汁粉か?」と聞く三船。ついに三船がキレて提灯やネオンが並ぶ通りを逃げる鶴さん、母・浦辺粂子も角材持って参戦する高架下のシーンが素晴らしかった。そのまま殴り込みで御用、ちょっと待ったでもう一発、警察から出てくる二人の無精髭…最高。