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上海の伯爵夫人のこどもぱんのレビュー・感想・評価

上海の伯爵夫人(2005年製作の映画)
3.5
過去の出来事から自暴自棄な生活を送る元外交官のアメリカ人と、ロシア革命で亡命した元貴族の未亡人のロマンス映画。

上海第二次事変が起こる直前の、無秩序で混沌とした雰囲気や、その陰で上海を占領しようと目論む日本軍の、ブローカーの様な存在の謎の日本人マツダがちょっとしたサスペンス感をもたらしてる。
マツダは結局悪い奴なのか良い人なのか、、もっとマツダの背景を見たかった。

元貴族の家族は、過去の栄誉とプライドだけで生きていて最低極まりない。
娘への愛で生きるチカラを奮い立たせてるソフィアはカッコいい。

階下に暮らすユダヤ人の男性もステキ。

最後、良かったです。
カティア可愛い。
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