けーな

上海の伯爵夫人のけーなのレビュー・感想・評価

上海の伯爵夫人(2005年製作の映画)
3.3
映像の撮り方も、ストーリーも、音楽も、とても好きな雰囲気なのに、何かが足りなかった。冗長で、感情移入できぬまま終わった。伯爵夫人役のナターシャ・リチャードソンが、役に合っていないのではないか。
しかし、レイフ・ファインズは、盲目の元外交官を見事に演じていて素晴らしかった。昔、「嵐が丘」で初めてレイフ・ファインズを見た時の衝撃を忘れられないが、やはりとても巧いなと改めて思った。最近は、ボルデモート卿(ハリポタ)のイメージが強いけれども。
そして、真田広之も名演している。「レイルウェイ運命の旅路」を最近見たばかりだが、真田広之のハリウッド進出は、大成功しているなと再認識する。
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