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上海の伯爵夫人のKakoiJaneのレビュー・感想・評価

上海の伯爵夫人(2005年製作の映画)
3.6
ノーベル賞を取ったときから、カズオイシグロの小説か映画を読んで/観てみたいと思っていたのだが、ようやく遂に実現。カズオイシグロ作品初鑑賞。
いかにも小説的な映画で、情緒的で、きれいな作品だった。ただ前半1時間経ったころ、あまり展開がないので本読んだ方がよかったかななどと思ったが(オリジナル脚本だったとは知らなかった!)、そこから話が進んだなという感じ。歴史を年号できちんと理解していたら、後半の展開についても、前半から多少は読めて観れたのかな。
1936年の上海があんなに国際色豊かだったとは。日本何したんじゃという気がしました。
ソフィアの家族が下衆すぎた。
ジャクソンの中国語とソフィアの義妹のロシア語が発音悪すぎて、そこはかなり勿体なかった!
真田広之の存在感。
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