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浮き雲のcocconのネタバレレビュー・内容・結末

浮き雲(1996年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

良かった。
不安症の自分がもしもこの状況に陥ってしまったのならば発狂をして「心中しましょう」とでも言いかねない気がするのですが、こちらのお二人は冷静に着々と次の道を探して行きます。故に鬼気迫る状況でもさして暗い気分にならずに見続けることができました。
途中怪しいお店に雇われた奥様が一人きりで注文、オーダー、料理、提供をこなすシーンがとても可愛くて好きでした、良いお店にしてみせるとの心意気も。
お国柄か監督故か色合いや雰囲気も素敵。
ラストはホッと一息でした。
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