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浮き雲のRのレビュー・感想・評価

浮き雲(1996年製作の映画)
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赤と緑。アカトミドリ。

誰かと生きてみたいと思う映画。一緒に人生を共有してみたい。仕事を失う、生死に関わってくる、それを二人でなんとかしようとする。素敵。とても純粋な思いに溢れている。仕事が決まってすぐ贅沢しちゃうのとかすごく素敵。

これ日本で作ったら男女全部反転しそうだね。潰れたレストランのオーナーも女性だし、最後奥さんが店長で店を出すし。そこがすんなりとみれる原因だし、むしろ夫婦関係の面白みを余計な考えなしに楽しめる。性別による優劣と役割がなくお互いがお互いを思い、同じ方向を見ている。

勤務中は無表情なのに、旦那のバスがに乗った途端表情が柔らかくなるのが可愛い。

お互い荒れても責めたりしないし、そしてちゃんと帰る場所はいつも片割れがいる場所なんだな。
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