時代設定は制作当時なのだろうか、不況に喘ぐヘルシンキが舞台になっている。
かつての名門レストランで給仕長を務めるイロナと市電の運転手ラウリの夫婦は、決して豊かではないが慎ましく暮らしていた。
ただラ…
観終わった後、不思議な幸福感がある。
店にお客さんが入ってきた時、ちょっと泣きそうになった、なんだこの感動。
淡々としてて、引きのショットが多くて、表情も変わらなくて、客観性が高い映画だった。2人が…
夫婦ふたりとも失業し、夫が仕事を探してハッピーかと思いきや病気発覚、免許剥奪。妻も再就職かと思ったらとんでもないオーナーの店…とどうなるのかと不安になった。店の再建もハラハラさせられたが、最後は本当…
>>続きを読む『枯れ葉』が良かったので、同じカウリスマキ作品を鑑賞。
『枯れ葉』もそうだったけど、貧困の描写が容赦ない。だけど何故かおかしみもある。そのバランスが好きだなって思いました。
ラストは、このままバッド…
耐えて、耐えて、耐えた先の絶望に視界が霞んでもう立ち直れなくなるとき、搾り出した言葉と長年の交友関係に救われることがあるよね、という訓戒を忍ばせた希望の物語。
カウリスマキ監督の敗者三部作の第一作…
あー、優しい。
夫婦で空を見上げるラストシーンは泣いてしまうな。
「ステーキとソーセージ」
誰もいない厨房に告げてから、自分で料理を作っていったん小窓から出すのが面白すぎてww、何度も観直してし…