すとんこ

アパッチのすとんこのレビュー・感想・評価

アパッチ(1990年製作の映画)
4.0
LD所有

南米の麻薬組織壊滅のためにアメリカ軍のヘリ攻撃部隊を結成するって話☆

かつてない機動力と破壊力を備えたアメリカ陸軍の最新鋭戦闘ヘリ「AH-64〈アパッチ〉」を中心に編成されたこの部隊、パイロット達の腕は確かだが空対空の実戦技術が欠如しているため派遣された教官ブラッド・リトル(=トミー・リー・ジョーンズ)と腕はピカイチだが自信家で男性上位な思想を持つジェイク・プレストン(=ニコラス・ケイジ)。
この二人の訓練を重ねる中で生まれてくる信頼関係と、ジェイクの元カノで偵察ヘリの操縦士ビリー(=ショーン・ヤング)の恋愛模様がストーリーの中心です。

麻薬シンジケートは莫大な資金力でキューバから兵器を購入、スコルピオン攻撃ヘリを駆るエリック・ストーラーというスゴ腕パイロットの傭兵までやとい、さながら軍隊を保有している状態。

有視界の飛行なら全く問題無いジェイクだが、視界を遮られた″モノクル″という映像情報だけでの飛行がからきしダメなジェイク。独特過ぎる訓練方法(パンティで視界を遮り潜望鏡の様なものを片目に当ててジープを運転する!)でそれを克服!
はれてシンジケート壊滅のための″ファイヤーバード作戦″のメンバーに選出されます。

ここからは怒濤の熱いヘリの空中バトルが展開します!言うなればヘリ版「トップガン」ですね。

そんな男臭い世界観に甘ったるいラブ要素が入ってる訳ですが、わたくし的にはそんなに邪魔にはならず、ジェイクとビリーの、じゃれあったり言いたいことが言い合える関係性がとても微笑ましく感じました(そして″座位″多目の官能シーンを披露してくれ、さらにコマ送り再生でショーン・ヤングの″B地区″も確認できます!)。

かつてゴールデン洋画劇場で何回か放映されていましたが、当時はノーマークで未観賞、今回初めて観賞したのですが、なかなかの拾い物と感じた一本(* ̄ー ̄)☆
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