YAZ

わが父わが子のYAZのレビュー・感想・評価

わが父わが子(1940年製作の映画)
3.7
ジュリアン・デュヴィヴィエ観る

1871年普仏戦争から1939年第二
次世界大戦開戦まで3回の戦争に
巻き込まれたフランス
戦争と共に歩んだパリで暮らす
フロマン家の四代に渡る物語

1940年制作なのでプロパガンダ色
強めですがノータトルダム寺院で平和を
祈る場面もあり母国の為に戦うのと反戦
が自然と共存してる感じ

何故違和感無いのかなと?
フロマン家は過去2回の戦争で犠牲者を
出してるので悲劇は繰り返したくないと
思うのは当然だよねが一つと厭戦でなく
反戦であるのが一番かな

母国を守る為に戦うのと反戦は多分矛盾
しないように思うので自然と入った。
戦うの厭だよ風に作ってはいませんね

四代に渡る長いはずの物語の所々をかい
つまんでる1時間半足らずの映画ですけ
ど長さを感じたのは俳優の力でしょうか
ルイ・ジューヴェ、ミシェル・モルガン
にシュジー・プリムが良かった
観たことあるなと思ったら「どん底」に
出てた

生涯独身で母代わりに二人の弟を育て後
に看護師となり負傷兵の看護に身を捧げ
る。ジューヴェもそうですが名もなき人
が国を支える


こんな感想なのは誘導されてるのかもし
れませんけど。。。
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