ワン

バカヤロー! 私、怒ってますのワンのレビュー・感想・評価

2.0
溜まりに溜まったストレスを最後に「バカヤロー!」と叫んで発散させる四話からなるオムニバス。
主題歌はRCサクセションの『サン・トワ・マミー』。

第一話『食べてどこがいけないの?』
庶民的な大家族に育った厚木静香(相楽晴子)は神経質な婚約者の沼山和樹(伊原剛志)に食事のマナーや体型についてネチネチと注意され続ける。


ヒロインの体型はもうちょっとふっくら人の方が良いと思う。伊原剛志がテクノカットだった。

第二話『遠くてフラれるなんて』
父親が厳しく終電までに帰らなければならないOLの佐恵(安田成美)が恋人である大石守(磯部弘)に別れ話を持ち出される。


それほど彼氏に依存している感じではなかったのでただの酔っぱらいに見えた。怒る対象は父親の方だと思う。

第三話『運転する身になれ!』
気の弱いタクシーの運転手の益子雅久(大地康雄)傍若無人な振る舞いの乗客を毎日相手にしなければならずストレスを抱えていた。


サービス業は苦難の連続だと想像できる。気の弱いタクシードライバーを演じる大地康雄はぴったりだった。そういう顔をしている。

第四話『英語が何だ!』
ビジネスマンの向坂茂(小林薫)は、シカゴ支社の工場に転勤することになったため日夜英会話の勉強に励むが思うように上達せず、英語を流暢に話す上司 高橋(小林稔侍)からバカにされる。


小林稔侍が英語が堪能で優秀な上司に見えない。日本語禁止ルールで妻役の室井滋も英語で頑張っていた。

四話ともあまり爽快感はない。というより今観ると面白くない。出演者に時代を感じる。シリーズ化する程ではないと思う。主題歌の『サン・トワ・マミー』が印象に残った。
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