月下香

ロバと王女の月下香のネタバレレビュー・内容・結末

ロバと王女(1970年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

🌙2023.10.16_23-150

指輪版シンデレラ

映画というより劇を見ているような感覚になる
不思議な小道具や派手な衣装、
演技などのせいだろうか...

家来たちは肌が青や赤に塗られていたり
赤の国では馬も赤色に染まっていたり...
原作がおとぎ話なだけあって、かなり世界観は独特

ロバの皮を被ってお姫様が働いているの
かなりシュールで独特
妖精が顔に泥を塗ってお姫様と分からないように
魔法を掛けてくれたから、それに加えて
ロバの皮を被る必要性は正直分からなかったけど...
あとこの皮を剥がれたロバが宝石を産むという
設定だったけど、あっさり殺されてしまったし
この設定かなり面白い設定なのに
全く話に関係無くて勿体無い気がする

衣装がどれも可愛かった!
ドレスは全てボリュームたっぷりでキラキラ
太陽のドレス素敵〜
仮面舞踏会の仮面もなかなか個性的で
衣装を見ているだけでも楽しかった

最後は何だかんだハッピーエンドで
終わった感じだけど、知らない間に妖精と王様が
結婚していて無理やり話をまとめた感...笑
そもそも妻が亡くなったから娘と結婚!となる王様
なかなかにやばい奴で笑うしかない...笑

おとぎ話なのに最後ヘリコプターが出てきたり、
青の王様の玉座が猫の椅子だったり
口からカエルを出す女性がいたり
(これも理由などは言われていないし王子も
口から出たカエルを見ても突っ込まない)
なかなか他では見ないような世界観で面白かった
月下香

月下香