Tassu

ヒロシマモナムール/二十四時間の情事のTassuのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

キレのある映像と詩的でシリアスな場面の積み重ねにより魅せる作品にもかかわらず、ラスト付近の広島の街中でのシットリとした会話シーンの撮影場所に「印度カレー屋の出入り口の前」を選択したのは絶対に判断ミスであったと思う。
だって「生ビール販売中」の文字が一番目立つところに鎮座してしまい、もう完全に雰囲気ブチ壊しで・・・コントみたいな画にひたすら笑うしかなかったから・・・(フランス人には文字としてではなくデザインとして見えていたのでしょう)。

昔のフランスや日本の風景等が記録されているため、一度は観る価値あり。また、人間の「皮膚」や「川」等を用いた表現に知性を感じました。
内容に関しては、あえて記さずにおきます。
あと「編集良いなぁ・・・」と思っていたらアンリ・コルピの名前もあり納得した(フランスの回想シーンの編集を担当したのはアンリ・コルピなのではないかと予想)。
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