モノを「片付ける」ことは記憶を遠ざけることではないか。それは記憶を呼び覚ますモノを物理的に遠ざけるから。女と男がカフェで二つのコップと二つのビール瓶を女給によって片付けられる素晴らしいシークエンスに…
>>続きを読む2021/04/07 DVD
(解説より)アラン・レネの短編小説作品を一貫して製作してきたアルゴス・フィルムが、長編に乗り出そうとしていたことから始まる。
一方で、当時、永田雅一が辣腕をふるってい…
Blu-rayで鑑賞。
1959年の広島が舞台。まだ戦争の面影が残る広島でパリの女性と日本人の男が恋に落ちる。
会話する過程で女性の初恋の過去が明らかになる。
初恋といっても壮絶な話。
もどかし…
え?なんだこれ、すごいんだが……鑑賞後ことばにできない感覚が残り、DVDの特典でついてた解説をよんでいろいろ腑に落ちてえ?なんだこれ、すごいんだが……になってしまった。なにがすごいってうまくいえない…
>>続きを読む岡田英次というと「砂の女」のイメージがあるけど、こちらの方も良かった。
フランス語は音で聞いてセリフを覚えたというのを読んで驚く。
広島の惨状から、女の個人の戦争体験に繋がっていく後半が面白かった…
オシャレなフランス風ヒ・ロ・シ・マ。
パリジェンヌのサッポロビール一気飲みの不思議な色気を味わえる。
不倫愛と原爆とドイツ兵、噛み合わせが悪すぎる変な内容の映画。
ただ、観念的な台詞廻し&空間を…
うーん。ヒロシマと男女の恋愛対比させて結びつけるのはちょっと無理があった。「記憶を灰にしてきた」と女が言った途端冒頭部分の意味が突然なんてことのないシーンだと思ってしまった。デモシーンはドキュメンタ…
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