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いとこ同志のtonasaのレビュー・感想・評価

いとこ同志(1959年製作の映画)
3.8
夏目漱石が1950年代のフランスを舞台に「三四郎」を書いたらこんな感じになったのかもしれない。

あまりに痛々しく常に不安そうなシャルルは見ていて辛くなります。
最後のあたりはシャブロル後年の犯罪映画を思わせてサスペンスを感じました。

どうでもいいですが、この映画のジャン=クロード・ブリアリ(ポール)の台詞の半分は奇声ですね 笑。
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