老いを実感したことにより精神疾患を起こしてしまった舞台女優の苦悩の日々を描いたヒューマンドラマ。
『こわれゆく女』に引き続き、ジーナ・ローランズの演技が凄すぎる。『君に読む物語』や『ナイト・オン・…
うーん。些か『こわれゆく女』の二番煎じ的な内容なのは否めないが、本作も切迫したジーナ・ローランズのスリリングな名演技が忘れ難い芸術作品となっている。
演劇界をバックグラウンドに据えたカサヴェテス流…
このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2023/07/16
ジョン・カサヴェテスがジーナ・ローランズに捧げるお節介なラブレターみたいな映画。若かりし自分に執着してしまう女優の神経症的な苦悩という色んな映画で観…
事故死したファンに取り憑かれて若さを追い求める女の物語、に見せかけた劇中劇。普通は想像物を殺した時点で役者として自立するのに、あえて成長物語に持っていかずに我道を行ってしまうのがたまらなくカッコい…
>>続きを読むWEのミュージカル版鑑賞のため予習。
メインテーマはおそらく年齢ということに関してなんだろうけど、個人的には「俳優とは」というポイントのほうがメインに感じられて面白かった。観客の先入観の話とか、演出…
ジーナ・ローランズとジョン・カサヴェテス2人の作品にハマっていきそう。
「こわれゆく女」でも思ったが、ジーナ・ローランズの表情がとてもいい…。
老いと愛に苦しむマートルを見事に演じきっていた。
第…
ジーナ ローランズの為の、彼女を見る為の作品?ジョン監督は苦手である。ナチュラル過ぎる撮影手腕に不快感がともない、映画としては違和感ありまくりだからである。しかし、この作品は彼女の困惑、嫉妬、発狂、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
魂だと思った。
映画館で観られてよかった。
齢を重ねてまた観たい映画
半分くらいが劇中劇
年齢に抗いながら苦しみ
それでも舞台に立つ女優の
最後のあのシーン、凄すぎて
もう一度みたい
濱口監督の…
愛に狂わされた女優
芸能に人生を捧げてきた女優マートルが、今度演じることになった演劇の中で、自分の中年クライシス問題に直面し葛藤する。今こんなものを映画で描いたら怒られること百間違いなしの統合失調…
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