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トラック野郎 突撃一番星のkazu1961のレビュー・感想・評価

トラック野郎 突撃一番星(1978年製作の映画)
3.5
▪️Film Diary
🖋本年鑑賞数 :2021-413 再鑑賞
🖋#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋 🎵明るい松下〜🎵。。。本編に何度も流れるこの歌、ほんとは🎵明るいナショナル〜🎵でしたよね。子供の頃テレビでよく流れてました!!懐かしい。そして今回のシリーズ7作目のスタートは当時ヒットしていた『未知との遭遇』やピンクレディのUFOなどのオマージュ。相変わらずのドタバタは頭真っ白で観るのに良い作品です。

🖋本作から菅原文太扮する桃次郎と愛川欽也演じるやもめのジョナサンに加え、せんだみつお演じる三番星の玉三郎が加わり、レギュラー陣はますますにぎやかに。マドンナ役は19歳の原田美枝子、今思うとマドンナは殆ど10代後半から20代前半。この子達にプロポーズしようとする桃次郎はなんともですし、時代ですね。。。

🖋あと見どころは若い頃の樹木希林、敢えてのブサイク役を演じて桃次郎に迫る役柄。とても良い味だしています。さらに川谷拓三、由利徹、小松方正、金子信雄、中村玉緒といった共演陣もまた豪華ですね!!学生の頃、よく行った合歓の郷が出てくるのも嬉しかったですね。

🖋1975年から5年間、正月とお盆の年2回公開、『寅さん』(松竹)VS『トラック野郎』(東映)のトラトラ対決で楽しませてくれたシリーズです。共に昭和の人情とマドンナとの失恋をテーマにした所は同じですが、“静の人情”の寅さんと“動の人情”の星桃次郎は対極的でした。でも最後はじんわり泣かせてくれるのは同じでしたね!!

🖋『トラック野郎』シリーズは、ド派手な装飾のトラックが日本全国津々浦々駆け巡り、主人公・一番星こと星桃次郎に菅原文太、相棒・やもめのジョナサンこと松下金造に愛川欽也が扮し、その2人が、その回毎のライバル、マドンナと共に巻き起こす昭和の喜劇と活劇と哀愁が満載のシリーズです。鮮明にある記憶として、本シリーズの大ヒットで、車体を電飾で飾り、ペイントを施して走るアートトラック(デコトラ)が実際に多く走行しましたし、高速道路で良く目にしました。私も主人公・星桃次郎が乗るトラック「一番星号」のプラモデルを持ってました(笑)。

🖋マドンナ&ライバル
・マドンナ 原田美枝子 19歳
・ライバル 川谷拓三

😊物語は。。。
UFOブームの熱気に浮かされる桃次郎は、夜の国道で宇宙人と見まごう美女えり子と遭遇、たちまち一目惚れしてしまいました。元トラック野郎の詐欺師・玉三郎が彼女と幼なじみだと知った桃次郎は、現役に復帰したがっていた彼を助手に雇い、仲を取り持つという約束を取り付けます。玉三郎の手引きでえり子に再会した桃次郎は、イルカ調教師という彼女と親しくなろうと、カナヅチも顧みず積極的にアタックを繰り返すのですが。。。

▪️Database
🎥邦題 :『トラック野郎 突撃一番星』
原題(英題):※※※
🎥製作国 :日本
🎥初公開 :1978
日本公開 :1978/08/12
🎥上映時間 :103分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作): 鈴木則文
脚本 : 掛札昌裕、中島信昭
原作 : ※※※
音楽 : 木下忠司
出演(声優): 菅原文太、愛川欽也、せんだみつお、原田美枝子、川谷拓三、中村玉緒、樹木希林、辰巳柳太郎、亜湖、金子信雄、小松方正

▪️Overview (映画. comより)
マドンナに原田美枝子を迎えたシリーズ七作目は、映画生活初めての二枚目“文太の恋敵”に扮する川谷拓三と、UFO熱にとりつかれた桃次郎の活躍を描く。脚本は「トラック野郎 男一匹桃次郎」の掛札員裕と「ビューティ・ペア 真赤な青春」の中島信昭、監督は「多羅尾伴内」の鈴木則文、撮影は「トラック野郎 男一匹桃次郎」の飯村雅彦がそれぞれ担当。
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