喜連川風連

脱獄広島殺人囚の喜連川風連のレビュー・感想・評価

脱獄広島殺人囚(1974年製作の映画)
3.5
東映版プリズンブレイク!

生が画面いっぱいにほとばしる!
「往生せい!!」
「この外道が!!!」
気持ちのいい罵詈雑言の数々が並べ立てられる。

線路に火打ち石ぶつけて、タバコを吸うラスト。
反抗的な眼差し。

ビヨーンと伸びる独特のBGMの気持ち悪さとカットのセンスのなさ、落ち着きのないカメラワークが中島貞夫!

娯楽映画の脚本だが、BGMがマッチしておらず、消化不良。

脱走モノには、エレキではなく、トランペットではなかろうか?
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