凜

COWBOY BEBOP 天国の扉の凜のレビュー・感想・評価

COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)
4.0
BS12で放送されていたものを録画視聴。
時間のあるときに細切れで観ていたため、実質フルで観たのは4年後になります(汗)。

作画と音楽のクオリティは、TV版に比べてさらに洗練されたカッコいい仕上がり。動画サイトなどで改めてTV版を見直して、女性キャラなどの目の描き方などが少し幼く違和感を覚えましたが、映画ではキャラクターデザイン全体のバランスが取れていると感じます。

ストーリーは割とあっさり、ストレートな結末。
逆にメカ、格闘のアクションシーンはてんこ盛りだったので、個人的にはすこし長く感じてしまいました。ここは好みが分かれます。

ミステリーそのものはスパッと終わってしまったことに肩透かしを食らいましたが、”神”扱いされたTV版の印象が強かったため。
謎とそれにまつわるストーリーはとても面白いです。

ビバップを通してのキザなセリフ、Jazzyな音楽、気だるさ、アンニュイ?ハードボイルドは、カッコつけすぎに思えなくもないですが、とても質がよく、徹底的に振り切っているので気恥ずかしさを感じさせません。
凜