昔に観た映画を再鑑賞。
海賊として世界を魅了する前、ジョニー・デップがジプシーをやってた時代の話……ではなく、厳しい戒律を住民に強いる村へやってきた、美しいチョコレート売りの母娘の物語。
衣装と美術が好み。母娘の服が素敵。
お伽話仕立てなので、現実味がないとかベタな人物設定は仕方ない。公開時に観た時はチリを加えたチョコレートが魔法の薬のように思えて、それはもう魅力的だった。映画館出てすぐピエール・マルコリーニ買った。
強制的に禁欲を強いる村長のレノ伯爵は、実は自責傾向が強いというのもベタではあるが、人生を謳歌するって大事だよねと思わせてくれる。