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山猫は眠らない2 狙撃手の掟のShinMakitaのレビュー・感想・評価

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☆祝・9作目Amazonプライム配信記念 山猫シリーズ総復習レビュー


退役し、ハンティングガイドで生計を立てているベケットに、米軍から狙撃依頼が舞い込む。バルカン半島の某国で独裁政権を樹立させようとしているバルストリア将軍を始末しろというのだ。今回の任務の相棒=観測手(スポッター)は元陸軍兵士コール。この男、DEA捜査官を殺害した罪で服役中の死刑囚だった。ベケットはコールの有能さに納得し、早速現地入り。首尾よくターゲットを倒したが、脱出の際、コールが当局に逮捕されていまう・・・




「山猫は眠らない2 狙撃手の掟」



メジャー系の映画ではないので、低予算臭がプンプンの作品。しかし、スジはしっかりしているし、アクションもツボを心得ていて心地よい。廃墟の中での敵スナイパーとの一騎打ちには手に汗握ったなあ。逮捕されたコールを助けに戻ったベケットが、「なぜ戻ってきたんだ」と問われ「昔、パナマで捕虜になったとき、相棒に助けてもらってな。その借りを返したかったのさ」と言うシーン。前作を知っているファンならグッときます。


1作目と雰囲気が全く違うのが魅力。南米から東欧に舞台が移り、ジャングルじゃなくて市街地ですからね。前作から10年経っているとは思えないほどベレンジャー兄イが機敏だし(笑)、爆発シーンなんかも派手目。狙撃映画というより純粋なバディアクションでした。 大戦中のクソ長いモーゼルでスナイプするのが見どころ!
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