ゆかちん

レイダース/失われたアーク《聖櫃》のゆかちんのレビュー・感想・評価

2.7
一作も観たことなかったけど、Disney+に入ったので新作に向けてインディ・ジョーンズマラソンすることに。


昔の映画!って感じがする。
後ろにかかる音楽もなんやけど、それより音響かな。銃の音とか。
あと、仕掛けとか死体の偽物感とか。
偽物というかテーマパークのんみたい。
でも、今だからこう感じるけど、当時の今みたいな技術がない世界で観たらびっくり引き込まれただろうなぁ。

「THE アドベンチャー!」って感じがしてワクワク。
大きな丸い石がゴロゴロ転がってくるやつ、観たことあるぞ!これが元ネタなのかな。

こういうトレジャーハンターらしい洞窟とか未開の地みたいなところのアトラクション的な仕掛けとか面白いね。
この後に作られる色んな作品の元ネタになったんやろなぁ。

人名とか宝物の由来とか探すアイテムとか、ザーッと会話で説明されるので、ボヤボヤしてたら何やっけ?誰やっけ?てなりそう。
それくらいポンポンとテンポよく進む。
そのアイテムの意味とか、サラサラと行くので、後で、「ん?これ何?あ、さっきのあれはこのこと?」みたいになった。

アトラクション的なのも色々工夫が凝らされてて、想像力と創造力を感じる。

ただ、ものすごい数の虫や蛇やのアレは…。
小さい頃みたらトラウマになりそうw

ナチスが絡むあたり、1936年という時代を感じる。ユダヤ教とかも。
そう考えると、なんか世界史要素もあって面白いね!


でも、1番の感想は、
若い頃のハリソン・フォードって、ブラッドリー・クーパーとレイフ・ファインズを足して2で割ったみたいやなぁ…。
…や、逆なんか?笑
…というとこでしたw


エジプトの友達サラー、いいね。
家族も素敵やん。

ヒロインのマリオン、今の作品にも出てきそうな根性座った強い女性で良かった!
そして、美人だなぁ。。

インディは、インディアナなんやね。
てか、考古学者で、大学で教鞭もとってるんや。
あんな大事な冒険して、シレッと先生してるの凄いなw一応冒険は秘密なのか?
あんな教授おったら人気やろな〜。

鞭が出てきたのをみて、オーってなる。

あと、アトラクション的な仕掛けを潜り抜けるのもやけど、普通のアクションも結構あるんやね。
車での格闘とか、見応えあった!

色んなシークエンスがうまく工夫されてて、今でも面白かった!



で、最後がまさかのゴーストによる呪いみたいなので敵が一掃されるというw

作り話やとはいえ、現実世界に根差した中の冒険や闘いの印象が、一気にファンタジーなフワフワしたものに笑。

人が溶けたりするの、今みたら嘘っぽいけど、子供の頃にみたらトラウマになりそうやわ。
はだしのゲンの原爆落ちたシーンみたいやった。

ホラー要素もあるてことなんかな。


てか、インディ、結構普通に人殺すよなw
正当防衛もあるけど、なんも罪問われへんのかw

あと、こうやって勝手に宝物を持ち帰るのはどうなんだろね。
危険な物やけど、エジプトのものなのに。
まあ、またナチスとかに取られたら危ないとか色々ありますけども。

こういうのも、「そういう時代の考え」なんかなぁと。
こうやってみると、映画は文化や価値観を知るいい素材やね。

さて。次にいこう。
ゆかちん

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