続編ができればできるほどこの第1作目の自己評価が高くなるのは、なんとも皮肉な話だ（まあこの映画に限った話じゃないけど）聖櫃の謎とそれを巡るナチとの息をもつかせぬ争奪戦を全盛期のジョン・ウィリアムズの音楽が盛り上げる。やはりこの第1作目がシリーズ最高傑作。
余談だが、インディはおそらく護身用としてS&W45口径リボルバーを腰のホルスターに常時携帯しているが、バッグにバックアップとしてオートマチックピストル（訳あってブローニングハイパワー、ほんとはコルト45オートにしたかったらしい）を忍ばせているのは、それまでに敵に銃を奪われたり、大量の原住民に襲われたりといった経験からと、なにより同じ聖櫃を狙うナチとの撃ち合い想定してなのかなと思うと、ジョーンズ博士はなんて周到で優秀なお方なのだろうと、変なところで感心したり（笑）
