さなD

レイダース/失われたアーク《聖櫃》のさなDのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

午前10時の映画祭

パラマウントのロゴから山の画になるの遊び心あってすき
最初の15分くらいで心掴まれてしまった
このシークエンスが後のハムナプトラ、アンチャーテッドへと繋がってったんだと感激。
古代遺跡、スイッチ式の罠、転がってくる岩、人が罠にかかるときのフリ、罠にかかって死んでいったミイラ、宝を盗んだら遺跡ごと崩れてしまう仕掛けなど。
インディの顔が映らなくて、裏切られそうになってムチで反撃したとき、ハリソンフォードのどアップ!めちゃめちゃ痺れた。
インディの名前が出たの、ヒロインと初めて会ったときだし、この勿体ぶりがたまらん。

移動シーンで地図と移動ルート重ね合わせて、バックが飛行機の飛んでる画ってのがオシャレ。今ではもうこういう演出が当たり前だと思うけど、もしかしてこれが最初の映画だったりする?

戦闘機を飛ばしたりカーチェイスが派手でハリソンフォード自身が演じてたり、ガソリンを火を使った戦闘機ごと大爆発するシーンどれもエンタメ!って感じで最高だった。

演出がよくて2時間あっという間だった。戦闘とコメディシーンの塩梅がちょうどよくて、こういう映画久々に見た。やっぱりこの時代の映画っていいなーって思えた。
アークを開けたシーンの人々が溶けていったり、炎みたいな霊魂が飛び回って人々を殺していくシーン、80年代最初のCGとは思えないくらいクオリティ高い。

昔の映画ありがちだけど、メインテーマめちゃくちゃ使うね でもかかる所が良いシーンばっかりで記憶に残る。だからこそ現代まで語り継がれる名曲になったんだなて思えました。

やっぱりリマスター最高。音響も良くて没入感高い。映画館で見てこその作品だなって思った。この時代に生まれてほんとによかった。

○心に残ったセリフ
・気を取り直せ。それが人生だ
・今持っている安物時計も1000年後は宝になり、人々が奪い合う
・人々は歴史を横切っていくだけだ アークは歴史そのものである
さなD

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