シネフィルmonk

追悼のメロディのシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

追悼のメロディ(1976年製作の映画)
2.8
ジャン=ポール・ベルモンドはヴェルヌイユとよほど馬が合うのか、『シシリアン』『地下室のメロディ』『ダンケルク』ら七作もこの監督作品に出演しており、そのコンビでのラスト作。

刑務所から出てきて復讐をしていくフィルム・ノワール風だが、ベルモンドも初老の風格があり、出所してからの行動と過去映像とを何度もオーバーラップさせ、真犯人を突き止めるまでの過程が面白かったです。

フランシス・レイの奏でる曲は、いつもの愛を表現する旋律と異なり、復讐劇にマッチするよう作曲されていました。
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