このレビューはネタバレを含みます
端的に言うと
・主人公は未来を見てた(自分の葬式の船とか)
・赤い人は身長が異様に小さいだけの通り魔(?)殺人鬼、娘とは全く関係ない
ってことでいいんだよな…?
ちょっと間延びしてる感もあるが…
終始不穏さが滲み出ていてゾクゾクする。娘の水死の後の不安定な夫婦が予言をする盲目の老姉妹の言葉に翻弄される。娘の事故の記憶からくる水の不吉さ、どこを歩いても川がある水の都ヴェネチアの街並みが不安を加…
>>続きを読む難解で見終わった後に考察を読んでしまいました。
芸術性溢れる作品であることに間違いない。妄想なのか現実なのかも分からなくなってくるし、あの老いた姉妹も不気味で心理的に怖かったな。
夫婦のすれ違いも観…
子どもを亡くした夫婦をめぐるオカルトサスペンス。
細切れのカットと凝った編集が凄っ。その断片がつながっていくストーリー、ピノ・ドナッジオの音楽、D・サザーランドの顔、ヴェニスの水路と"赤"、すべて…
娘を事故で亡くした夫婦。夫が教会の修復の仕事をしているヴェネツィアで、妹が霊能者だという姉妹と出会い、娘のことを告げられた妻は心酔していく。それに対して懐疑的な夫は、息子が怪我をしたという連絡を受け…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
不穏な空気が漂う中、街並みや景色の美しさが印象的で、謎が漂うホラー的なストーリーも含め終始楽しめました!
また画としても印象的なシーンも多く、ヘザーがホテルで叫ぶシーンでの窓の外から映したカットが一…
このレビューはネタバレを含みます
霊感や殺人犯に関する考察もされているけど、この監督的にはこれらは割と些事で、究極的に突き詰めたかったことは、
・知らぬ土地での焦燥感や疑心暗鬼の演出
・ヴェニスという美しく入り組んだ舞台を利用した…
©Tamasa Distribution