この時代の名作ホラー。
この雰囲気。
「レベッカ」「鳥」等ヒッチコック作品の原作でも知られるデュ・モーリア女史の小説がもと。ニコラスローグ監督。
水の都ベニスを背景にした愛憎のミステリー。
イギリスの考古学者ジョンは妻のローラと訪れたベニスで盲目の霊媒師と出会い、事故で失ったばかりの娘の溺死体の幻影を見る。
謎の真相の糸をたぐりに、霊媒師を通じて娘とコンタクトを取り、意外な事実に突き当たる二人……
ジョンとローラのやけに濃厚なベッドシーンが目に入ってしまうが(長すぎねえか)、真相がどうなのか最後まで興味深く観れた。
ベニスの風景が美しいが、ずっと不気味な雰囲気。