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荒馬と女のkazunのレビュー・感想・評価

荒馬と女(1961年製作の映画)
3.3
離婚するためにリオに来たロズリン(マリリン・モンロー)は初老のカウボーイゲイ(クラーク・ゲーブル)と出会う。

印象的なシーン
・オープニング パズルのピース
・修理工のギド(イーライ・ウォラッ
ク)、ゲイ、ロデオ乗りのパ ース(モン
ゴメリー・クリフト)3人は自分以外
の男がロズリンと踊るのを嫉妬の目で
見つめる
・ロズリンのお尻フリフリとセクハラ
・ロデオ 馬の次は牛
・作物を荒らす兎を狩る狩らないで口論
・喧嘩の後の仲直り、そして「助けて」
・馬狩り

クラーク・ゲーブルが、時代遅れとなってもそのようにしか生きられない年寄りのカウボーイを演じて哀愁がありました。

マリリン・モンローは小さい頃ネグレクトを経験して自己肯定感の低い女を演じています。信じやすいくせに信じきれない芯のない痛々しい女。

しかしその美貌と肉感的な容姿のせいで男たちが放っておかないので3人の男たちを図らずも振り回す様相です。

でもお話が今一つ盛り上がらず…。
馬狩りの場面は迫力もあり残酷さもあり最大の見せ場ですが、最後も何か締まらない感じでした。

途中退場したイザベルはいい感じでした。

マリリン・モンローの当時の夫(後離婚)の原作らしいのですがもっと他になかったのかなと思いました。

しかし、この作品がゲーブルとモンローにとって遺作なんですって。

クラーク・ゲーブルは、馬狩りの場面はスタントなしで演じたそうです。そのせいなのか、クランクアップ後倒れて亡くなってしまったそうです。知らなかった…。
ゲーブルのファンからモンローはつらく当たられたそうです。かわいそう。

しかしモンローもこの後亡くなります。

モンゴメリー・クリフトもほどなく亡くなります。

呪われてる…?
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