目に見えない束縛と、ありえない非現実的現実の連続反復。
いかにもなシュールレアリズム。
その根本が、合理的意識の破壊ということがある。しかし、その後に付くストーリーにおける、ブルジョワの立ち位置とか…
起こること全てが唐突で違和感だらけ。まるで全部が夢の中。何かしたいのに中々できない。これも夢あるある。誰かの夢の中を覗いてるよう。油断してたらいきなりホラーになったりも。皆で横に並び、歩くシーンは超…
>>続きを読む目の前にそれはあるのに、欲求を満たせない。
その何故?を只々深追いせず楽しめばいい映画なのかもしれない。その愛すべき馬鹿馬鹿しさを。
生への欲求はことごとく不成就。近寄ってくるのは死の予感、死の気配…
天下りの典型のような生活、ドラッグやりたい放題ハイソなやつらのドタバタな日常を描く。食卓が舞台になったり、田舎道をぞろぞろ歩くとこととか、描写がいちいち笑えるおかげでメッセージは随分柔らかに。批判す…
>>続きを読む神父が出て来た辺りから不条理コメディのエンジンがかかってくる。
食卓が舞台になる夢は直喩すぎて心配だったが、その後もシュールな展開の反復で満足。
暗い過去だとか意味の分からない夢の話をするだけして去…
ブルジョアジーたちの行く末は、名も無き道を6人の男女が無言で歩く事に現れている。
食事やセックスはある意味同じような行為で、誰もがその欲求を満たしたいが簡単にはたどり着かない。
6人の男女が名も無き…