オープニングクレジット見にくいとこからブニュエル的な罠かと緊張が生じる。
不条理な展開でしか炙り出せない本質があるんすね。
だがやはり厭らしさがなくて上品な味わい。
毛沢東への言及に留まらずノイズ…
この作品は完全にコメディだが、いわゆる一般的なそれとは大きく異なる。
一番の違いは、ブニュエル含め、映画の人間達が誰一人として観客を直接的に笑わせようとしていない点だ。
役者はまるで自分達が崇高な、…
ブルジョアジーを皮肉ってると言われても、そもそもブルジョアジーの生態なんか知らないのでよくわかりません。皮肉や風刺が高尚だとも思わないし。
なのであまり面白くありません。
ただし、可笑しい。微妙に…
全くの口から出まかせだがそれっぽい言葉に対して、「知らない」とは言えないブルジョワの特性を上手く利用してセックスしようとする大使には笑いました。
高い服を着て、人格に合わない地位についているのだか…
金持ち連中が食事をしようとすると、いつも寸での処で何かが起こり……という作品でした。
ルイス・ブニュエル監督の風刺の効いた、特権階級批判作品ですね。
夢オチの続くマトリョーシカみたいな話で、何をや…
不条理系のコントが繰り返し続く。劇中何度かお金持ちたちが食事をしようとすると、いろんなことが起きて都度食事が出来なくなる、今度は何が?というひたすらに不条理なお話。
途中、幽霊が出てきたり、現実なん…