上流階級の人らが食事にありつけるまでの話。
毎度、食事をしようと席に着いては邪魔が入り、食事をすることができず、そして満たない欲が溜まり続けていきます。
そんな話。
最後の一本道をひたすら歩くシー…
久々に。トイレで食べるやつ観たかったーと思ったらそれは自由の幻想だった。
ただただ欲望を満たしたいのに満たされない空虚なブルジョワジー達の一本道を歩く姿がもう。ドライマティーニも、何も出てこない旅館…
久々。満たされる事のない欲望の道をカッコイイ感じで颯爽と行くブルジョワジーたちの図からして超意地悪。あらゆるものをお預けにし、縦横無尽な夢オチ連鎖で奴らに好き勝手はさせんゾと並々ならぬブニュエルの意…
>>続きを読むブルジョワジーの6人(男女各3人)が、どうしても料理にありつけなかったり、怪しいことやらかしてたり、不倫関係だったり。
やがて悪夢か幻覚か現実か…
さすがルイス・ブニュエルの不条理ワールド、面白いで…
不穏なカメラがのっけから冴えまくり!!
ビュルオジェ、ステファヌオードラン、デルフィーヌセイリグ、顔面やスタイルはもちろんのこと皆さん声が素敵。
晩年にこんなの撮るなんてかっこよすぎだろ!!!ブニュ…
どうしても食事にありつけない、などあらゆる欲求を阻まれそれは "完成" しない。度々流れる、全員で歩くシーンはツボ。美術も良いし。
悪夢なのか?現実なのか?欲まみれな人間の滑稽さ。痛烈なブルジョワ批…
ブルジョワジー階級のいびつな関係を、シニカルなユーモアを交えて描いた不条理劇。
さすがはルイス・ブニュエル。
技巧的で遊び心のあるストーリー展開と演出は、可笑しくバカバカしく鋭い。
プロレタリア…
久しぶりに観直したがやっぱ良いですねえ。食事にありつきたいのにムチャクチャな理由でその都度中断され一向に実現しない6人だけれども、これは理由もないのに館から出れなくなってしまう『皆殺しの天使』の変奏…
>>続きを読む