飯

ブルジョワジーの秘かな愉しみの飯のレビュー・感想・評価

4.4
目的のない終わりもない「作為」。

錯乱の時間、突然の欲望、間違えた環境。

フロイトは、欲望が満たされていない時に悪夢が出てくると主張した。
全ての夢は男から発したもので、女はただの付属品。
3人の夢は縦線で、6人の步行は横線で、ブルジョワジーの虚無と偽りを全部囲い込んだ。

対立風刺、階級風刺(少しのフランクフルト学派感

夢の質感はブニュエルの映画だなと気づいてしまった。


欧州左翼文芸青年の「Mao」コンプレックスについてはなんも言えないけど笑。
飯