ブルジョワジーの6人（男女各3人）が、どうしても料理にありつけなかったり、怪しいことやらかしてたり、不倫関係だったり。
やがて悪夢か幻覚か現実か…
さすがルイス・ブニュエルの不条理ワールド、面白いですね〜。
夕食に訪れた家で約束は明日だと言われ、馴染みの店に移動するとオーナーが変わっているし、メニューを決めていると、隣の部屋で昼に亡くなったという主人の遺体に身内が集まっていて葬儀屋を待っていたとか爆笑。
駐仏ミランダ共和国大使ラファエル（フェルナンド・レイ ）
ラファエルの友人フランソワ（ポール・フランクール）
フランソワの妻シモーヌ（デルフィーヌ・セイリグ）
シモーヌの妹フロランス（ビュル・オジエ）
ラファエルの友人アンリ（ジャン＝ピエール・カッセル）
アンリの妻アリス（ステファーヌ・オードラン）
6人のキャラ立ちが魅力。
アンリ&アリス家を突然訪れ庭師をやらせてくれと言い出す司教もいい味出してます。死ぬ間際に重大な告白をする男とのシーンも。
シーンの切り替えに登場する『Gメン’75』的に6人が田舎のまっすぐな一本道を歩くシーンも好き。
