寝具とSing

ブルジョワジーの秘かな愉しみの寝具とSingのレビュー・感想・評価

4.2
当時の富裕層の人々の日常を皮肉的に描いている作品。そういった部分でのメッセージ性はあるのだろうが終始単調なテンポなので気楽に観れる。食べたいのに食べれない、セックスしたいのにできない、寝たいのに寝れないみたいな状態にある中淡々とストレスフリーな感じで過ごしてる様は三大欲求など、裕福の前では叶わないんだろうなーとも思った。富裕層の空虚さを露呈している雰囲気があってやはり庶民とは感覚が違うんだろうなと感じざるを得ない。