なぁ~んだぁ
“まともな”映画でよかったです
・・・と、言うのも監督にルイス・ブニュエルの名を見つけしまったからです
彼の初監督作品「アンダルシアの犬」(1928年)を知って“しまった”自分として…
シュールな演出と掴みどころのない内容、
重要なことは大きい音にかき消されて聞こえない。
この物語の構成全てが大きな既得権益をどこか揶揄しいるかのような感じで、煙に巻かれた皮肉がたくさん。
上流階級や…
このレビューはネタバレを含みます
個人的にブニュエルの晩年の作品に見られるシュールな世界観が好きだ。
メキシコ時代には『忘れられた人々』のような、貧しくどん底の生活を強いられる人々を圧倒的なリアリズムな表現で描いた作品もあった。
し…