完全に主人公の視点のみで描かれている、まるでドキュメンタリーのような映画。人と人の会話、そして町の様子など、それら自然な空気をありのままフィルムに焼き付けている感じ。それだけでも観る価値のある作品だ…
>>続きを読むこの主人公は何が悲しくてこのバカなルームメイトの世話を焼いてるのだろうとも思ったけど、そもそも法で中絶を禁止しているような国に真っ当な性教育が存在するはずもないので、こうやって常に身体的に被害者にな…
>>続きを読む中絶をめぐる議論は本当に難しいと思い続けているなかで鑑賞。思ってたよりもダイレクトな描写に時にびくりとしたり。そして、中絶そのもの以外の問題として、人としてどうなのか、を考える場面が多いのもなかなか…
>>続きを読む80年代のルーマニアを舞台に、
ルームメイトの違法中絶を手伝うはずが
予想外のトラブルに巻き込まれる
『4ヶ月、3週と2日』
言葉に出来ないモヤモヤが募って
苦しかった…
たとえ女性であっても、…
ずいぶん前に観て以来、2度目の鑑賞。
チャウシェスク政権期の暗い暗い社会主義時代を象徴するようなルーマニアの作品。
街灯もなく、インフラも整備されていないような、じめ〜っ、じと〜っとした冬の寒々と…
この映画は、当時のルーマニアの社会情勢を知らないと理解し辛い。知っても?な所もありますが…。リアルディストピアな冷たい雰囲気が想像力を膨らます。観賞後に何故?を考えさせられる作品で、重苦しいが興味深…
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