4ヶ月、3週と2日の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『4ヶ月、3週と2日』に投稿された感想・評価

ゆうゆ

ゆうゆの感想・評価

4.5


「あのこと」を観た時にこの作品をおすす
めされていたのだけど 想像以上に消耗し
た。どんよりと燻んだ街に比例した 重たい
鉛を呑んだような気怠い人々の中で 友人の
中絶に付き添うヒロインを畳み掛け…

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mtmt

mtmtの感想・評価

3.5

舞台は1980年代、チャウセスク独裁政権時代のルーマニア。主人公はルームメイトが受ける違法中絶を付き添う。しかし高度に依存され闇医者との接触を含め深く関わることになる…。いかにもパルム・ドール受賞作…

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たわし

たわしの感想・評価

5.0
人と人との価値観の違いによる温度差や摩擦、言葉に表すのが難しい微妙な雰囲気の描き方がうますぎる。また、主人公の役者さんの演技とカメラワークで焦りや動揺が完璧に表現されている。
友人のためとはいえ、ここまでやるかという捨て身の献身をする主人公。
それに対して妊娠した当の本人はどこかボヤっとしていて何だかなぁという感じ。闇医者もお前何をやってる。

[ルーマニア、堕胎までの24時間] 60点

2007年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品、パルムドール受賞作。クリスティアン・ムンジウ長編二作目。1966年、それまでヨーロッパで最もリベラルとも呼ばれ…

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2022年東京国際映画祭で上映された『R.M.N』のクリスティアン・ムンジウ監督が2007年にカンヌ国際映画祭で、パルム・ドールを受賞した作品。

1987年、女子大生オティリアは、ルームメイトのガ…

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Shaw

Shawの感想・評価

4.8

12.25.2020
01.06.2023

現実の方がまだマシでは?と思うまでの徹底したリアリズムに圧倒され一瞬で過ぎ去る二時間。

サフディ兄弟ですら真っ青のストレスフルな描写は、社会問題を見せ…

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医者との会話中の緊張感が凄かった。

恋人と話している時の主人公の表情も観て欲しい。
ほ

ほの感想・評価

4.5

「妊娠4ヶ月、3週と2日」を迎えた1日を長回しで描いていく。緊迫感が凄まじく、固唾を呑んで見守っているうちに、あっという間に見終わった。

人口を増やすために中絶が禁止されていた、1980年代のルー…

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1987年のルーマニア。とある大学の寮で生活する女子大学生のオティリア。長期政権を敷くニコラエ・チャウシェスク大統領の政策で避妊と中絶が禁止される中でルームメイトのガビツァから望まぬ妊娠をしているこ…

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