『4ヶ月、3週と2日』2007年カンヌパルムドール。固定での長回しと手持ちで動き回るショットの使い分けがうまい。少しづつ引き込まれ主人公のヘビーな1日をいっしょに過ごす体験型映画。しんどかった(褒め…
>>続きを読む2007年のルーマニア映画。
チャウシェスク政権の混沌とした時代が舞台。
パルム・ドール作品じゃなければ見る機会もなかったであろう作品です。
ルームメイトの妊娠中絶を、もぐりっぽい医者が施術する話。…
チャウシェシク独裁政権下で法律で中絶が禁止されている中で、モグリの医者を雇い中絶を行う学生とそのルームメイトを描く作品。
扱っているテーマがテーマだけにめちゃくちゃ胸糞が悪い。それも嫌な方で。
医…
手持ちカメラの長回しが中心。
映像に生々しさがあり見せ方にも工夫が感じられる。
当時の社会情勢の酷さを描いていると思うけど、主人公を取り巻く人達の浅はかさや無神経さの方が目立っている。
画面に緊張感…
重すぎるテーマの映画だった。
オリティアが何故そこまでしてあげれるのか?緊迫して追い詰められた息遣いが伝わってきて心理状態はすごくわかるが、気分の良い映画ではなかった。
中絶した解放感から、お腹…
ものすごく暗くいやーな気分になった映画。
調べてみるとこの時代のルーマニアは堕胎や中絶が禁止で
避妊をするのもダメだったみたい。
なんてこったい。
そういう時代背景を知ってから観ると、
より一…